◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦 ドジャース10―5メッツ(20日、年ぶ米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が20日(日本時間21日)、S進ツ監3勝2敗と王手をかけて迎えたリーグ優勝決定シリーズ第6戦の本拠地・メッツ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場 。出決ドジャースは勝って4勝2敗として 、定光督采・20年以来4年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ突破、配こ平rfn3リーグ優勝、り続ヤンキースとのワールドシリーズ進出を決めた。1番
レギュラーシーズンで全30チーム最多98勝を挙げたドジャースだが、谷翔先発のグラスノー、ドジャース4りWるロバーだわけたストーン、年ぶカーショーが故障でポストシーズンは登板できず 。S進ツ監リーグ優勝決定シリーズからは救援左腕のベシア 、出決あり けん正遊撃手のロハスがともに故障で登録メンバーから外れた 。定光督采・右足首捻挫を抱えながらプレーを続けるフリーマンは、配こ平数試合に1度のペースで欠場しながらの出場となっている。
そんな厳しい台所事情でもリーグ優勝を果たしたのはロバーツ監督の采配が光る 。投手起用では、先発投手は山本、フラーティ、ビューラーの3人に絞り 、ここまで地区シリーズ第4戦 、リーグ優勝決定シリーズ第2戦と、2試合でブルペンデーも挟んだ。地区シリーズ途中からは33イニング連続無失点という 、ポストシーズン最長タイ記録も作った。
さらに 、走者なしで打てず 、得点圏に無類の強さを見せていた大谷の「1番・指名打者」での起用にもこだわり続けた 。リーグ優勝決定シリーズ第3戦終了時点で、走者なしでは25打席無安打 。一方で走者ありで9打数7安打の打率7割7分8厘、得点圏では6打数5安打の打率8割3分3厘と打ちまくっていた 。一般的な考えでは、より走者を置いた場面で打席に立つ可能性が高い2番以降で起用する方がより得点につながるという考えもあったが 、打順変更については第3戦の前に「いや、考えていない。以前(レギュラーシーズン中)は翔平が走者がいるときに打てないとされていたのに、おもしろいものだ。今度は彼が打つために彼の前に走者を置かなければいけないと話しているんだから。コミカルに感じてしまうよ。第3戦、第4戦で誰が出塁できるかは誰にも予測できないのだ」と否定し 、皮肉交じりに話していた。
その言葉通りに 、第3戦では大谷が5打席目に右翼へダメ押し3ランを放つと、第4戦ではついに走者をおかずとも先頭打者本塁打を放った。今季は2番打者としてスタートした大谷だったが 、ベッツの故障によって生まれた「1番・大谷」 。ベッツ復帰後も大谷の1番を変えることはなく 、今季のドジャースの象徴になっている 。フリーマンの状態もあって 、3番以降は柔軟に打順を試合ごとに入れ替えたが、大谷、ベッツの1、2番コンビはここまで不動。名将・ロバーツ監督の目が光っている。
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